化学徒の備忘録

化学系の用語や論文をわかりやすく紹介していきます

電気化学

ダニエル電池・多孔質隔膜(素焼き板)・反応の解説

ダニエル電池 硫酸銅などの銅の塩を含む水溶液に銅電極、硫酸亜鉛などの亜鉛の塩を含む水溶液に亜鉛電極を浸した二液式の電池である。 また、多孔質隔膜によって、両方のイオン伝導体を隔てている。この多孔質隔膜としては、素焼き板などの多孔性磁器、半透…

電池式の書き方の解説

電池式の書き方 電池式とは、電池の構造を表した式である。電池図ということもある。 左側に負極、中央に電解液、右側に正極を書き、その間を|で隔て、一番左に(-)、一番右に(+)を書く。 正極と負極の活物質は、電極を書く場合も、電解液中の物質を書く場合…

ボルタ電池の電極・反応・起電力の解説

ボルタ電池 銅 (Cu) と亜鉛 (Zn) を電極として、希硫酸に浸したときに成り立つ電池がボルタ電池として知られている。銅が正極、亜鉛が負極となる。 これは、1800年頃にボルタが考案したため、ボルタ電池といわれている。また、ボルタ電池は、一定の電流を取…

導体・電子伝導体・イオン伝導体・混合伝導体について

導体と不導体 物質は電気を通すかどうかで、大きく2つに分けることができる。電気を通す物質は導体 (conductor) といわれる。また電気を通さない物質は不導体 (insulator) といわれる。 導体と不動態は気体、固体、液体などの物質の物理的な状態とは関係がな…

一次電池・二次電池・燃料電池について

電池について 化学エネルギーを電気エネルギーに変換する電力源として、電池 (battery) と燃料電池 (fuel cell) がある。 電池は一般的に電極活物質などすべてが電池内部に収納されている。一方で、燃料電池は燃料電池の外部から反応物質が供給される仕組み…

サイクリックボルタンメトリーについて

ボルタンメトリーとは ボルタンメトリー(voltammetry)とは試料溶液の中へ作用電極と参照電極を設置し、この2つの電極間に電圧を加え、対応して流れる電流と電圧の関係を調べる方法の総称である。ここで作用電極とは、酸化還元の挙動を観測する電極であり、白…