化学徒の備忘録

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フィッシャー・トロプシュ反応 (Fischer-Tropsch反応, FT法)

フィッシャー・トロプシュ反応とは

フィッシャー・トロプシュ反応 (Fischer-Tropsch反応, FT反応)とは一酸化炭素と水素から炭化水素混合物を得る反応である。

反応式を書くと以下のようになる。

 {\mathrm{CO}} + 2{\mathrm{H}}_2 \rightleftarrows - ({\mathrm{CH}}_2) - + {\mathrm{H}}_2{\mathrm{O}}\left( {{\Delta} H_{298}^0 = - 166\;{\mathrm{kJ}}\;{\mathrm{mol}}^{ - 1}} \right)

他にフィッシャー・トロプシュ合成 (Fischer-Tropsch合成, FT合成)やフィッシャー・トロプシュ法 (Fischer-Tropsch法, FT法)ともいわれる。

この反応は1920年代初めドイツのF. FischerとH. Tropschが開発した反応である。工業的にはコバルトや鉄などの触媒を用いる。また高圧条件下で行われる。生成物の炭化水素は直鎖パラフィンあるいはオレフィンとなる。