フィッシャー・トロプシュ反応とは
フィッシャー・トロプシュ反応 (Fischer-Tropsch反応, FT反応)とは一酸化炭素と水素から炭化水素混合物を得る反応である。
反応式を書くと以下のようになる。
他にフィッシャー・トロプシュ合成 (Fischer-Tropsch合成, FT合成)やフィッシャー・トロプシュ法 (Fischer-Tropsch法, FT法)ともいわれる。
この反応は1920年代初めドイツのF. FischerとH. Tropschが開発した反応である。工業的にはコバルトや鉄などの触媒を用いる。また高圧条件下で行われる。生成物の炭化水素は直鎖パラフィンあるいはオレフィンとなる。