レナードジョーンズポテンシャル
孤立した2分子間、もしくは2個の希ガス原子間のポテンシャルエネルギーを表すポテンシャル関数として、レナードジョーンズポテンシャルがある。
は距離にある2分子間のポテンシャルエネルギーを表す。
、は分子や希ガス原子特有の経験的に得られる定数である。また、、はその気体の第二ビリアル係数から決定することができる。
また、右辺の第一項は反発エネルギー、第二項は吸引エネルギーを表す。
一般的に、となる場合が多く、その場合レナードジョーンズの6-12ポテンシャルともいう。また、の項は長距離の引力を表し、の項は短距離形の相互作用に基づくものである。