結合分極・部分電荷
電気陰性度の違う原子が結合した場合、結合電子は電気陰性度の大きい原子のほうに引きつけられる。その結果、電気陰性度の大きい原子は少しマイナスに、電気陰性度の小さい原子は少しプラスに荷電する。この結合した2原子がプラスとマイナスに荷電する現象を結合分極、生じた電荷を部分電荷という。
部分電荷はδで表される。δの値は0 < δ < 1の範囲である。
極性分極の現れた結合を極性結合という。
極性分子・無極性分子
そして、分子内にプラスに荷電した部分とマイナスに荷電した部分をもつ分子を極性分子という。
荷電した部分の無い分子を無極性分子という。