化学徒の備忘録

化学系の用語や論文をわかりやすく紹介していきます

2019-10-03から1日間の記事一覧

核反応のクーロン障壁とクーロン障壁の大きさ

核反応のクーロン障壁 入射粒子が標的核に入射し、複合核を形成する核反応を考える。 このとき、複合核を形成するために必要なエネルギーの最低値をQ値といい、さらに複合核を形成する段階で必要となる運動エネルギー分も考慮した核反応を起こすために必要な…

モル濃度・容量モル濃度・モーラー

モル濃度 モル濃度は溶液の濃度の表し方の一つであり、単位は一般的にmol/Lである。(SI組立単位ではmol m-3である。) 1モル濃度 (mol/L) は1 Lの溶媒中に溶質1 molの物質を含む溶液である。 モル濃度の単位であるmol/Lは、Mとも表されることがあり、また、物…

【2019年 時事問題】ヘリウムが不足する"ヘリウム危機”の話

ヘリウムの特性と利用 周期表の18族の希ガスの中で最も軽いガスがヘリウムです。ヘリウムは軽いことや、不活性であることや、熱伝導性が高いことが特徴です。 このヘリウムを液化させた液体ヘリウムは原子量が小さく、原子間引力が弱いため、量子力学的零点…

スピルオーバー現象と逆スピルオーバー現象

スピルオーバーとは 金属と担体からなる固体触媒で、金属や金属化合物の表面に吸着された水素などの物質が、拡散によって触媒表面上や触媒の担体の表面上などを移動し、炭素や金属酸化物、固体酸などの担体へと移動する現象のことをスピルオーバー現象 (spil…