プロパンの完全燃焼に必要な空気の量はいくらでしょう
8.8 gのプロパンを完全燃焼させるには、空気(今回はモルの割合をN2 = 80%、O2 = 20%とする)は何g必要でしょうか。
ただし、原子量N = 14、O = 16、分子量C3H8 =44とする。
解答編
プロパン(C3H8)を燃焼で、酸素(O2 )と反応させたときの反応式は以下のようになります。
C3H8 + 5O2 → 3CO2 + 4H2O
まず、完全燃焼したときのプロパン(C3H8)と空気のモル比を考えると次のようになります。
C3H8 : O2 : 空気 = 1:5:5×5 =1:5:25
次に窒素(N2)の分子量は28、酸素(O2 )の分子量は32という値から、空気の平均分子量を計算しておきます。
では、答えを計算します。
式は"反応したプロパンのmol" ×"プロパンに対する空気のmol比"× "空気の分子量"です。
よって、必要な空気は144 gとなります。