まずは、つい興味をもって見てしまった動画の紹介です。
"黒い炎"というとNARUTOが大好きな私はうちはイタチやうちはサスケの万華鏡写輪眼の天照を思い出してしまいます。この動画は天照と似ているといえなくもない黒い炎の動画ですね。
ネタバレするとこれは炎色反応の反対の現象ですね。理系の人々は花火を見ると炎色反応を思い浮かべるそうですが(私は正直そうでもないですが)、この花火の色が炎色反応だということは高校の化学で習うと思います。
リアカーなきK村、貸そうとするもくれない
なんて語呂合わせで炎色反応の金属元素と色を覚えた人も多いと思います。
逆にNaを燃やして、Naが吸収する波長の光だけを当てると、その光が吸収された炎は黒く見える、原理を知ってしまうと納得ですね。
この実験簡単にできてしまいそうで、食塩を燃やすだけなら、簡単ですが、Naランプがあまり身近にないのが残念ですね。
さて、NARUTOの天照は黒い炎ですが、似たような原理なのかもしれません。なぜ炎が出るかという話は瞳術ということでおいておきましょう。さて、この黒い炎は、なぜ黒く見えるかを考えます。
黒く見えるということは、可視光の光を吸収しているということになります。動画のような金属元素では、特定の波長しか吸収しないので、金属元素は当てはまりませんね。
ここで黒い物質を考えてみます。有名なものは世界一黒い物質ともいわれるベンタブラックですね。ベンタブラックはナノチューブが凝集したものということですので、天照の中でこれができてると考えるのは厳しいです。
ベンタブラックは光を捉えて屈折させることで、最終的に熱に変えるということで、同じような物質が天照の中でできていれば、黒い炎の"黒"の説明になりますし、熱の起源の一つともいえるかもしれません。
ただし、そんな物質に心当たりがないですね。天照の中でそういった不思議な物質が生まれているか、はたまたチャクラの力なのか。ここはフィクションというか漫画なのでしょうがないですね。
考察は雑になってしまいましたが、黒い炎というのはかっこいいところがあると思います。