化学徒の備忘録

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ひたすら待つ研究"クリープ試験"の動画の感想

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論文や新聞など文章を読むということは非常に大切な活動ということは分かっていても、動画をついつい見てしまうことってあります。せっかくなので、たまたま見た動画の紹介をします。

この動画は2018年5月30日現在で1,317,011回再生されているようです。日本語の科学系の動画の平均的な再生回数って知らないんですけど、100万回再生されているってすごい気がします。

動画のタイトルは「数十年 じーっと待つ研究」

最近の研究って早い時間で結果を出すことが求められているような気がしますが、だからこそ、興味が湧きませんか?タイトルって大切ですね。

これはクリープ試験という研究だそうですね。試験片に温度計やのびを測るゲージをつけるとはいっても、実際はヒーターと重りだけでできてしまう実験だと思うと、この実験はとてもシンプルに思えます。簡単に思えてしまいますが、数十年間、一定の温度を保つ実験というのは、実際は難しいということは実験を経験してきた人ならイメージもあるかもしれません。

最後にあった劣化予測が変わったというところが、私の中ではイチオシポイントです。

研究者がよく言われる質問の一つに「その研究ってなんの役に立つんですか?」というものがあるんじゃないかと思いますが、実際に研究によって得られた成果が社会に還元されているというのは、感動を覚えます。